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作業方法・技術情報 TECHNICAL INFORMATION
冷媒配管洗浄 冷媒配管洗浄の必要性・
冷媒配管洗浄の必要性
旧冷媒機器からHFC機器への転換時、既設冷媒配管内に付着した鉱物油を除去する必要があります。使用されている冷凍機油が異なるため、混合すると不純物を生成し、機器の故障の原因となるため冷媒配管洗浄が必要になります。
一般的な洗浄方法
1 冷媒の回収
図のように、再生装置を使用して既設配管システムから冷媒回収します。
※再生装置を使用すると回収した冷媒を洗浄用として再利用できます。
回収が完了したら、室内機と室外機の配管接続を取り外します。
室内機側の高圧側と低圧側配管をバイパスします。
洗浄用冷媒を必要量用意し、下図のように室外機側の配管に接続します。
真空ポンプによる空気抜きをし、液冷媒を配管内に充填します。
2 洗浄作業の開始
循環洗浄を開始します。
3 洗浄作業の終了
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洗浄用冷媒の回収作業とパージ作業をします。
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配管洗浄キットを取り外します。
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バイパスを取り外します。
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配管端フレア部の密閉と養生します。
4 配管洗浄の完了
フロン再生装置「エコサイクル」を使用しての冷媒配管洗浄
既設冷媒配管の洗浄に
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同じ冷媒を使用するため、配管内の冷凍機油を簡単に洗浄。
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洗浄しながら冷媒を再生するため、常にきれいな冷媒を維持。
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洗浄用の冷媒は、繰り返し使用できるため経済的。
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洗浄後の冷媒を完全に除去できるため、新設システムに悪影響なし。
フロン回収・再生装置「オーロラII」を使用しての冷媒配管洗浄
既設冷媒配管の洗浄に
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同じ冷媒を使用するため、配管内の冷凍機油を簡単に洗浄。
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洗浄しながら冷媒を高純度に再生するため、常にきれいな冷媒を維持。
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高純度再生されるため、洗浄済み冷媒は繰り返し使用でき経済的。
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洗浄後の冷媒を完全に除去できるため、新設システムに悪影響なし。
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回収・再生装置を使用するため、接続・使用方法が簡単。
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高速回収・再生が可能なため、洗浄時間の短縮が可能。